JBossに見るOSSの潮流

http://www.atmarkit.co.jp/fjava/products/jboss321/jboss321_01.html

プロダクトはフリーでありながら、それを開発・サポートする会社が存在するのがTomcatなどのオープンソースとは異なる特徴である。JBGはフリーソフトウェアを事業の中核に置く、ユニークなビジネスモデルを持つ企業だ。有償のサポートを提供しているので、JBossフリーソフトウェアと商用製品の2つの顔を持つともいえる。なお、後述するようにJBossのライセンスはLGPLなので、商用利用であってもプロダクトの利用はフリーである。

かなり利用価値の高そうな感じ。
また開発会社というかサポート会社のJBGについてかなり興味を持った。
近いと言えばredhat社に近いとも言えるか。

で、そのJBGがredhat社に買収されて今後コラボレーションが臨めるんじゃなかろうか、というネタが以下。
http://www.thinkit.co.jp/free/news/0612/13/5.html

オープンソースは新しいけれどどうやって使えばいいんだろうという状況から、2007年はオープンソースが当たり前になる一番最初の年になる」(レッドハット 代表取締役社長 藤田 祐治氏談)

かなーり興味深い。OSSの広がりから、開発には基本的に金をかけずにサポートで儲ける、という構図は何ともパラダイムシフト的なビジネスモデルではないか、とさえ思う。
個人的には言われたモノを開発してお金をもらう、というビジネスは最早破綻せざるを得ないのか・・・という危機感を抱いている今日この頃。